君に搾取されるRPG~総括編~
こんなんあったのね、知らなかったわ
英訳とか新規グラとか、酒の肴にはなっただろうな
まぁしかたないね
ではつらつら綴っていこうか
発売1年たったゲームにネタバレとか無いから()
・ストーリー
既定路線…ってことになるのかな
主人公の正体も、フランの正体も、最後の落とし所も
流れに従って最後までいった感じ
DRPGで長いモノローグとかはテンポを阻害することもある
適度に感情移入しながら進めるには丁度いいシリアスさなんじゃないか
拠点NPCとのイベントはかなり豊富
フランとの朝チュンまでのいきさつはかなり丁寧に描かれている
葬儀屋ちゃんにふんどし、噛ませや汚れちゃんも全員キャラが立ってて面白い
地味にポイント高いのは、主人公パーティの面々も(発言こそ無いが)
「そこにいるもの」として会話に出てくるのが良かった
それぞれの自室があったりして、竜姫亭を「家」と実感できる
モブ兵士達の小物感もいい
無双する主人公にすりよって来たり、仲間を殺されて手の平を返したり
下手に美化しない立ち振る舞いのほうが人間味がある
不満点があるとすれば雑談だろうか、全編通して4種類ほどしかない
フランとの距離感や人間関係の変化が多彩なだけに
妙な空々しさが残ってしまった
・探索パート
バ ッ ク で き な い
…暫くしたら慣れたが。あと蟹歩きで扉につっかえるのも
そこは自動で扉のほうを向いてくれ
オートパイロットはそこそこ優秀
目的地を設定したら自動で引いてくれるのでとても楽
回転床で詰まるのは愛嬌といったところか
あとは…マップ構成はちょっとよろしくないな
分かりやすいところだと
こんな感じに、2×2の小部屋が通路にびっしりするなど、短絡的な構造が結構目立つ
こんなところにもサークル(チェックポイント。踏破しないとクリアできない)が
あったりするので総当りするしかない
部屋から敵が飛び出してきたり、追っ手から隠れてやり過ごすみたいな
目的があっての構造ならともかく、こちらはただ敷き詰めているだけなんで
どうしても作業感が付いてしまう
また、扉をくぐるときにエンカウント判定があるのもダルさに拍車をかける
代わりに道中のエンカ率は他RPGに比べ低め
固定エンカウントでの稼ぎがあるので釣り合いが取れている
ダメージ床がほとんどのダンジョンで付いて回る
その代わりダメージ壁はほとんど無い上、回避が容易。ユピテルェ
これと隠し扉の関係で主人公の装備枠が圧迫されることになる。
詳しくは別のところで
・戦闘
独自の価値感をいくバランスがある
エンチャント、蘇生重視 全快軽視といったところか
エンチャントの種類は多くない。
全体がけできるのは命中、回避補正ぐらいで
攻撃防御エンチャは終盤、しかも単体向けのみである
(攻撃エンチャに至っては、特殊な方法かウィザードがいないとエンディングにすら間に合わない)
しかし効果は絶大で、火力1.5倍など他家ではぶっとんだ倍率も多い
また、レベルと命中回避に大きな親和性があるので
高難度ボスには命中エンチャはほぼ必須だったりする
回避はある救済スキルを使用する際に最重要
マジキチ自然回復量に対抗するため
最終的には(敵味方とも)バフって殺すゲームになるので
バフ消しやバフ消し防止のマネジメントも重要になる
このゲームの瀕死は重い
蘇生アイテムは序盤では手が出せない値段がするし、ヒーラーはレイズを覚えない
その代わりフルキュアなどは軽い消費で打てるので
盾役の仕事が勝敗に直結する。どっせい
オート戦闘がクッソ有能
△で前ターンの行動を繰り返せるのだが
1.雑魚戦の場合、勝利→マップを挟んでも次回戦闘時△で再現できる
2.溜め専用攻撃などは溜め→溜め攻撃のサイクルを自動でやってくれる
3.例えば、CABABをBABABにしたい場合、B△で後述した通りになる
範囲攻撃の属性だけ変えたいな、などの調整も楽々
おかげで雑魚戦がほぼ再入力いらず。このゲーム最大の長所である
・語りきれないので
パート分け。次は部分部分の話を可愛い女の子たちと振り返っていく予定。
残念ですがヒューマン、エルフ、ドワーフ、ミグミィ、ネイは
攻 略 対 象 外☆