壊れた景色と人の形、愛ではない何かの送り唄
夏休みの間に、これだけは消化しておきたかった
まぁ最終日なんだけど
境界線は12時の針の向こうに置いてきた。どうやら頭を弄られてしまったようだ
実に面白かった。大好きになった
もう二度とプレイすることは無いだろう
あと鬱ゲーカタログ、お前とも二度と遊んでやらん
やっぱり自分でやってみないと当てにならんもんだ
自分はまともな恋愛なんてつついたこともないが
こんなもんが純愛なら人類とっくに滅んでる
情欲や依存心はつまるところ、自分が中心にある感情だ
そいつらは結局、自尊心やプライドを守るためのものであるべきだ
あるいは二人の世界ってやつか?二人の間にあるならまだいい
心底恐ろしいのはこいつら、「自分の世界の中心を相手の中に置いている」
自分の事と相手の事を同じくらい大事に考えるってのが聖人的な人付き合いなら
この二人は0:100、まさしく相手のことしか考えていない。
包んでもらう自意識すら介在しないそれは既に依存ですらない
50の自己愛を暖めながら残りで他人を気遣う精神を正常として
相手の全てを貪り、自分の全てを相手に委ねないと自己として完成しない状態
それは愛と呼ぶには余りにも破壊的で狂気に満ちていて
まぁ、羨ましいと、思った
タンポポの種は花を開かせた
沙耶が咲き乱れるこの惑星は、ただ一人のための綺麗な形として「完成」した
これは希望の唄。たっぷりの皮肉と愛着を込めて
かしこかしこ